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アールケンソウについて
軽天・ケイテン・けいてんとは?
軽天や軽鉄と言われても建築業界でない方はピンと来ないかもしれません。
軽天・軽鉄工事というのは、内装仕上げ工事において壁や天井の
下地を作る骨組みを軽量鉄骨(軽鉄)で造作する鋼製下地組立工事を指します。
何やら難しく聞こえますが、軽い鉄で出来た棒状の材料を格子状に組んでいき
壁や天井の下地をつくるボード張り工事を行っていきます。
従来の木造よりも軽量に仕上げることが出来るため
軽い天井→軽天と呼ばれる様になりました。
この職人の事を建築業界では軽天屋と呼んでいます。
軽天の歴史
軽天工事が普及する以前は天井や壁は木材で造られていましたが
建物の高層化が進んだ事等から、より燃えにくい工法が求められる様になりました。
軽天工事は従来の木造と比べ、防火性に優れている利点をはじめ
複雑な形状を表現できる事や工期の短縮、コスト面 、森林伐採等の地球温暖化への配慮など多くのメリットがあり
現在では室内空間をつくる上で欠かせない施工となりました。
近年では、ほとんどの建物が
この軽天・軽鉄工事でつくられていると言われています。
経験豊富な職人の技
鉄で出来ている軽鉄も、熟練の職人は切れ目を細かく入れたり
ベニヤを切った型をはめ込んだりする事によって綺麗な曲線を造り出します。
特にアールを組み合わせた特殊な形状の造形等は難易度が高く
軽天職人なら誰にでも出来るわけではなく、腕のいい職人こそが成せる業です。
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